りえさんはこれまでに様々な(霊的体験→靈的探求)を重ねてきたとのことですが、少し詳しく教えて下さい。
「なぜ生まれてきたのだろう?」 幼少期からな根源的な問いに導かれるように歩んできた道のりで、哲学・心理学・文化人類学・インド哲学・アニミズムといった学問に触れ、心や精神の探求を深めると同時に、ダンスやヨガといった実践を通して、身体からのアプローチも重ねてきました。 学びと実践 ”心・身体・精神”一見異なるそれらの道は、やがてひとつに結ばれ、内側で響きあいながら今へと続いています。
そのような靈的探求を経て、今はどのような価値観・スタンスで活動を行っていますか?
“未だ見ぬ世界の先を見てみたい” ヨガの語源であるサンスクリット語 yuj ― 「つなぐ」「結ぶ」「統合する」この精神のもと、 見える世界と見えない世界の架け橋 となり、人と人を結ぶ場 をつくり続けてきました。 大切にしているのは、バクティヨガ(愛と献身の道)、カルマヨガ(奉仕と行為の道)の実践です。 見返りを求めず、行為そのものを、神に捧げて奉仕として行う。この二つの道は、与えることと受け取ることが響き合い、感謝の循環が無限大に広がっていく生き方へとつながっていきます。 この生き様を、多くの人と分かち合い、世界にひろげていきたいと願っています。
nehanでは何を担当しているか
今まで国内外の様々なリトリートにスタッフとして参加してきた経験を活かして、参加者の皆さんのフォローアップや統合のお手伝い、リトリートプログラムのコーディネート、リトリートのファシリテーターとスペースホルダーを担当しております。
nehanリトリートを創り上げていく上で、りえさんにとって何がモチベーションの源泉となっているか教えて下さい。
自分自身の呼吸とつながることで、身体に主導権を取り戻し、これまでの人生の歩みを「いまここ」に統合していくなかで、いのちの歓びを参加者さんが体験していく。源へと還ってゆく意識変容のプロセスを共に出来ることは、この上なく尊いことです。