nehanのリトリートでは、外から何かを与えられるのではなく、自分の内側で起きる変化に、静かに気づいていく時間を大切にしています。
新たな拠点へと引っ越すタイミングで、
「改めて自分を見つめ直したい」
そんな想いから、2泊3日のリトリートに参加した佐野明美さん。
その中で彼女が得たものは、誰かに与えられた答えではなく、自分自身の力で得た確かな感覚でした。
ひたすら自分と向き合う3日間
リトリートの3日間は、日常とは全く異なる過ごし方をします。
佐野
3日間携帯にも触らせてもらえず
誰とも喋らずに
ひとすら自分と向き合うっていう
時間も貴重だったし
スマートフォンやPCには一切触れず、他者との会話も最小限に抑えられます。
外からの刺激が減ることで、意識は自然と内側へと向かい、これまで見過ごしてきた感覚や感情が、少しずつ浮かび上がってきます。
蓋をしていた感情が自然と出てきた
nehanでは、脳波を変化させる特殊な音源(ニューロミュージック)と、シータ呼吸法という独自の呼吸法を組み合わせ、参加者の皆さんを自然な瞑想状態へと導きます。
その状態では、無理に思い出そうとしなくても、無意識下に沈んでいた感情や記憶が、自然と表に現れてくることがあります。
佐野
いろんなワークをしながら
自分と向き合っていく中で
蓋をしていた感情が
出そうと思ってなくても
自然と出てきて
抑圧していた感情が浮かび上がるとき、それはただつらい出来事を思い出しているというだけではなく、
心の奥底に長いことしまい込んでいた想いに、ようやく出会い直すタイミングが来たとも言えるかもしれません。
悲しみや怒りをそのまま感じきると、不思議と呼吸が深くなり、気持ちが落ち着いていきます。
そしてその後には、自分でも気づいていなかった「本当の気持ち」に触れられることがあるのです。
「生きてて良かった」と心から思えた
nehanでは、感情を無理に前向きに変換したり、押し込めるようなことはしません。
ただそのまま感じ、受け入れることを何よりも大切にしています。
佐野
受け入れて
乗り越える力があるっていうのを
皆さんのサポートで知って
ファシリテーターやスタッフは、答えを与える存在ではなく、自分の内側にあるものを、自分で見つめられるよう支える伴走者です。
蓋をしていた感情が解放されたその先で、佐野さんが辿り着いたのは——
佐野
生きててよかったなって
心から思えたことでした
自分で見つけたものは揺らがない
この体験で佐野さんにとって大切だったのは、「何を感じたか」よりも、「どうやってそこに辿り着いたか」。
佐野
これって外から教えてもらったり
導いてもらったのじゃなくて
自分が進んでいって
たどり着いたというのに
すごく意味があると思っていて
佐野
自力で掴んだものは
これからもいろいろあって
忘れることもあるけども
揺らがなく
私の中にあるんだろうな
っていう確信があります
誰かの言葉でも、外から与えられる正解でもなく、自分の内側にある答えを、自分の力で見つけていくこと。その感覚が、時間が経っても静かに残り続けるのです。

答えは、いつも内側にある
nehanでは、皆さんの内側にある力を信じています。
誰かが無理に引き出すことも、何かを期待して導くこともありません。
話すかどうか、感情を出すかどうかも、すべてはその人自身のペースで。
ファシリテーターやスタッフにできるのは、そのプロセスにそっと寄り添い、必要なときに手を添えること。
無理に感情を出す必要もなければ、特別な「気づき」や「変化」を起こそうとする必要もありません。
ただ静かに、内側を見つめていくこと。
その中で自分で見出すことにこそ、意味があると思っています。
もし今、ふと立ち止まりたくなるような感覚があるなら——
そのタイミングがもう、そこまで来ているのかもしれません。